大事な公共工事が、慎重に扱われているか?--その実態が垣間見える西の里中学校増築工事
5月15日の北広島市臨時市議会に「西の里中学校校舎増築工事の内、建築主体工事の請負契約について」の承認案件が提出されました。概要調査し、疑問点をただしたところ、そのしどろもどろ答弁にはあきれました。
増築の中身は1階に障がいを抱える子ども達のための特別支援教室が大小3教室、2階は図書室や多目的室、3階は普通教室でエレベーターや車椅子で利用できるトイレも各階に設置されています。そこまでは良いのですが、「では特別支援教室にはシャワー室や着替え室が設置されるのか。」との問いに「それらは排水設備工事等で対応する。」要するに「シャワー室の設置を忘れていました」とのこと。ーーープロのやることなのでしょうか。
予定価格より大幅に下回り、落札率は79.8%。このため低入札価格調査を実施したとのことですが、入札が4月28日11時で、(議会承認を得るため本契約とならず、仮契約となりましたが、その)仮契約締結が祝日明けの4月30日。これでは実質的な調査などおこなわれなかったに等しいのではないでしょうか。ちなみに昨年末の12月24日入札の下水処理センター沈殿池防食塗装工事では途中正月休みが入りましたが低入札価格調査期間として16日を要しています。
予定価格積算において例えば労務単価をいくらとしたのかの問いに対しては「答えられない。」との答弁。私が「国土交通省では平成20年度公共工事積算労務単価として例えば普通作業員で11,000円、軽作業員で9000円などと公表していますよ。」と再質問しても、しどろもどろ答弁。
心配なのは落札率が80%以下となり、元請のピンはね等を考えれば現場作業員の賃金(日当)は6000円から7000円台に過ぎないのではないか、と危惧されることでした。
ある建設業者はこう漏らしていました。「地元で相応の工事を受注するにはそれなりのスタッフを常用雇用していなければならない、その維持費が大変で、とにかく仕事がほしいのです。」
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